はじめての投資Q&A

  • 2019年01月24日

投資って何から始めればいいんですか?~最初に知っておきたい3つのこと

投資初心者

日興アセットマネジメントが実施した調査によると、老後や将来への漠然とした不安から、これから資産運用を始めてみようと考えている人は多いようです。その一方で、「資産運用のことをよく知らない」、「金融商品の知識がない」、「どうやって勉強したらいいかわからない」というお悩みも多く見られました。

当連載では、これから投資を始めようと考えている資産形成世代のみなさまのお悩みや投資のギモンについて、日興アセットマネジメント チーフ・ストラテジスト神山直樹がお答えしていきます。

投資は”潤いのある生活”のため

投資を始めるにあたって、なにより大事なのは目的を決めることです。私は「将来の“潤いのある生活”を目的にすること」をご提案しています。将来を悲観して投資を始めなければならないと考えている人も多いと思いますが、生活の基礎的な部分、言い換えると、“最低限の生活”は実はさまざまな形で保障されていることを思い出しておきましょう。年金制度、健康保険はその代表です。

では、”潤いのある生活”とはなにか。生活の基礎的な部分に加えて、旅行や外食などを楽しむ“潤い”のある生活のことです。投資をしてお金を増やすことそのものが目的ではないですよね。引退後の生活をかけてではなく、将来楽しく消費するために投資をすることをおすすめします。

「分散」が大事!初心者は分散投資から始める

投資の初心者とプロでやるべき基本的なことが違うとは思っていません。まず、投資を始めるときに覚えていたほうがいいことは、「分散すること」です。分散というのは、世界のさまざまな投資機会、例えば、アメリカ、ヨーロッパ、インドや中国などの株式や債券などに幅広く投資することです。ある特定の国だけに集中して投資すると、良いときはいいのですが、うまく行かないときに痛みが大きくなるので、複数の国や地域、資産に分散しておくということが大事です。投資先として、どんな資産があるのか、どの資産にどのくらい分けていくかはまたお話ししたいと思いますが、投資初心者の方にはプロが幅広い資産に分散する「投資信託」や「ETF」はとても便利な金融商品です。

1,000円台からでも投資はできる~少しずつ長期投資を始める

「投資はお金持ちがやることだ」と思っている人がとても多いのですが、決してそうではありません。戦前なら大金がないと株を買えなかったかもしれませんが、いまや少額から世界に分散投資できるチャンスがあるのです。世界中の株式に投資をする「投資信託」や「ETF」であれば、たとえお金持ちでなくても、世界中の会社が努力と工夫で稼いでくれた利益を分配してもらえる立場になれるわけです。

「投資信託」は1,000円から投資ができますし*1、「ETF」では1,000円台*2で購入できる銘柄もあります。現役世代であれば、自分の毎月の収入の中で投資にまわせる金額を、少しずつでも投資にまわすほうが適切だと思います。なぜなら長期にわたって投資できるからです。まとまった資金ができるまで待つよりも、“潤い”のある生活を目標にして、早めに投資を始めたほうがよいでしょう。また、長期の目線を持つことで時間が味方となり、日々の株価の上げ下げを気にしないですむようになります。

*1 最低の買い付け金額は、販売会社、購入方法によって異なります。 *2 2019年1月24日現在

まとめ

将来の“潤いのある生活”のために、「今」から少しずつ分散投資を始めてみましょう。

神山直樹

神山直樹(かみやま なおき)
日興アセットマネジメント チーフ・ストラテジスト
2015年1月に日興アセットマネジメントに入社、現職に就任。1985年、日興證券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)にてそのキャリアをスタート。日興ヨーロッパ、日興国際投資顧問株式会社を経て、1999年に日興アセットマネジメントの運用技術開発部長および投資戦略部長に就任。その後、大手証券会社および投資銀行において、チーフ・ストラテジストなどとして主に日本株式の調査分析業務に従事。

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