日本のETF市場概況
- 2021年8月5日
日本のETF市場の概況をご紹介します。
本記事は、機関投資家のお客さまを対象に、ETF市場の概況や当社のETFのラインナップをご紹介するための資料「ETFのご案内」より一部抜粋しています。すべての最新のデータをご覧になるにはこちらをご覧ください。
ETFのご案内(PDF)
目次
日本のETF総売買代金(一日あたり)の推移
2015年のチャイナ・ショックや、2020年3月のコロナ・ショックなど、世界的に株価が大きく変動した際に、日本の市場におけるETFの総売買代金が特に大きくなる傾向があります。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日本のETF投資部門別保有割合
保有者は金融機関が中心です。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日本のETFの売買代金割合の推移(投資部門別)
投資部門別売買代金割合は、海外投資家や個人の割合が高い傾向にあります。
海外投資家には、「マーケットメイカー」と呼ばれるETFに流動性を提供する専売業者が含まれます。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日本に上場しているETFの純資産残高推移
日本に上場しているETFの純資産残高は2021年6月30日時点で約61.3兆円に増加しています。
日本に上場しているETFの純資産残高の約88.3%が日経225、TOPIX連動型ETFとなっています。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日経225、TOPIX以外への連動をめざすETFの純資産残高推移
国内資産では、Jリートやレバレッジ・インバース型、JPX日経インデックス400連動型などの純資産残高が増加しています。
海外資産では、米国株や外国債券のETFの純資産残高の増加が目立つなど、ETFの投資対象の多様化の流れが進んでいます。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日本銀行によるETF買入れの推移
日本銀行のETF買入れについて
金融調節の一層の円滑化を図る趣旨で2010年12月から買入れが行なわれています。
2021年4月以前はTOPIX、日経平均株価、JPX日経インデックス400等に連動するETFが買入対象となっていましたが、2021年4月以降、TOPIXに連動するETFのみを買い入れ対象とし、約12兆円の年間増加ペースの上限で必要に応じて、買い入れを行うとしています。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
日本銀行によるETF貸し出し残高の推移
日本銀行の保有ETF貸し出しについて
日本銀行は、2010年12月からETFの買い入れを行うなかで、2019年12月に「指数連動型上場投資信託受益権の貸付けに関する特則」の制定を決定し、実施日を2020年4月1日と定めました。
2020年6月以降、日銀の保有するETFを市場に貸し出すことで、日本のETF市場における流動性の向上に寄与しています。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
※グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。