【6月4日東証に新規上場】
上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(2552)
- 2019年06月04日
2019年6月4日、日興アセットマネジメントに新たなETFが仲間入りしました。その名も上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(愛称:上場Jリート(ミニ))、名前の通り、東証REIT指数に連動するETFです。詳しく見ていきましょう。
そもそもリートって何?という方はこちら。
日興アセット2本目のJリートETF
銘柄名を聞いてピンときた方もいらっしゃるかも知れませんが、実は弊社には同じ指数に連動するJリートのETFインデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(愛称:上場Jリート)(1345)がございます。名前も似ているし何が違うの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は、上場Jリートを運営するなかで投資家の皆様からいただいたリクエストから誕生したのが、新たに上場した上場Jリート(ミニ)です。
関連記事:上場Jリート(ミニ)の誕生のエピソードをご紹介しています。
■コラム もっと知りたいETF「古くて新しい挑戦~上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(2552)」(2019年5月29日)
投資家のみなさまからのリクエストから誕生した上場Jリート(ミニ)
では、既存の上場Jリートと新規の上場Jリート(ミニ)は何が違うのでしょうか?比較しながらご紹介します。
上場Jリート(ミニ)は取引金額が“ミニ”
上場Jリート(ミニ)は最低取引金額が2,000円程度*1と、Jリート関連のETFの中でも比較的低く設定されています。既存の上場Jリートの最低取引金額が20万円程度*1なので、より気軽にご活用いただける設定となっております。もちろん、分配金もお受け取りいただけます*2。
*1手数料などの費用は含みません。
*2分配金額は決算時に収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますが、分配原資が十分でない場合分配を行わないことがあります。
※ 2019年6月4日現在
偶数月の隔月分配
上場Jリート(ミニ)は1年に6回、偶数月の8日に分配金が支払われます。年6回分配は東証上場のJリートETFの中では最も多く、既存の上場Jリートも同じく隔月分配ですが、こちらは奇数月の8日が決算なので、上場Jリート(ミニ)と両方保有いただくことで、毎月分配金を受け取っていただける仕組みとなっています。
※分配金額は決算時に収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますが、分配原資が十分でない場合分配を行わないことがあります。
※初回決算は2019年8月8日です。
※2019年6月4日現在
より低いコストを実現
既存の上場Jリートが信託報酬0.324%*1(税抜0.3%)だったのに対し、上場Jリート(ミニ)はさらに経費率を下げ0.2646%*2(税抜0.245%)にて設定しております。
*1 消費税率が10%になった場合は、0.33%になります。
*2 消費税率が10%になった場合は、0.2695%になります。
現在の価格はどれくらい?
上場Jリート(ミニ)は2019年6月4日に上場したETFです。当初設定価格は2,000円、1口単位でのお取引が可能なので2,000円程度でお取引いただけます*。
*手数料などの費用は含みません。
※ 2019年6月4日現在
最新の市場価格は日本取引所グループのサイトでご確認いただけます。
上場Jリート(ミニ)の市場価格
※日本取引所グループのサイトに移動します。一覧表の「上場Jリート(ミニ)」の銘柄コード(2552)をクリックしてください。
上場Jリート(ミニ)の基本情報
上場Jリート(ミニ)の基本情報は商品ページでご覧いただけます。
日興アセットのリートETFラインナップ
日興アセットマネジメントは、今回ご紹介した日本のリートに投資をする上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)、上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型のほかにも、オーストラリアのリートに投資をする上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)、アジアのリートに投資をする上場インデックスファンドアジアリートの計4本のリートETFをお取扱いしています。
日本のみならず世界の不動産にも少額から投資が可能な日興アセットのリートETF、不動産投資にご興味がある方はぜひ活用下さい。
今回ご紹介した上場Jリート(ミニ)をはじめとした日興アセットのETFの情報はこちらでご覧いただけます。
用語
- リート(REIT):
- リート(REIT)は、投資者から集めた資金をもとにオフィスビルや商業施設、住宅、物流施設などの物件(不動産)を購入し、そこから得られる収益(賃料収入や売却益など)を投資家に分配する投資商品です。物件の入替えによる売却が、売却益(損)を生み、収益が増える(減る)場合もありますが、リート収益の大部分は、定期的に入ってくる賃料収入が占めていることから、比較的安定した収益が期待できます。また、リートは不動産投資を目的として特別に認められた法人であり、配当が可能な利益の90%超を投資家に分配することによって法人税が免除されることから、一般の株式会社に比べ高い分配金が期待できます。こうした比較的安定した収益や相対的に高い分配金利回りがリートの大きな魅力となっています。