Series4. ファンドの買い方・選び方

3. 主役はコロコロ変わるから
守りの発想だけでなく、広く網を張っておくという考え方もあり得ます。

1年単位でリターンが良かった資産順に並べたのが下の表。毎年の主役がコロコロと変わってきたことが分かります。もちろん単年勝負をしているわけではなく、長く持った後の2時点の変化率こそが大事なのですが、それでもこれだけ入れ替わりが激しいと、ひとつの資産に絞り込むのに勇気がいるのも事実です。

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期間:2006年~2020年前年末と年末との比較によるリターン ●日本株式:東証株価指数(配当込) ●先進国株式:MSCI-KOKUSAI指数(配当込) ●新興国株式:MSCIエマージング・マーケット指数(配当込) ●日本債券: FTSE日本国債インデックス●先進国債券: FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし) ●新興国債券:JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・プラス(ヘッジなし) ●世界REIT:S&PグローバルREIT指数(配当込) ※日本株式、日本債券以外はすべて米ドルベースの指数を日興アセットが円換算
※分散投資:日本株式、世界株式、新興国株式、日本債券、世界債券、新興国債券、世界REITを均等配分し毎月リバランスしたものとして試算
※信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。

分散投資は一般にリスク分散の手法と考えられますが、「ひとつに絞れないから広く網をかけておくための分散」という考え方があっても良いかもしれません。その場合であっても、下表にあるような「均等分散」ではなく、株式を多めにしたりREITを少なめにしたりという「配分戦略」は欲しいもの。実はそれこそが、数あるバランスファンドの設計上の違いなのです。