「東証ETFなら、アリかも。」 S&P500を対象としたレバレッジ型・インバース型ETFが上場
~上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍/先物インバースが3月17日東証に新規上場
- 2023年3月3日(2024年11月5日一部追記)
S&P500を対象としたレバレッジ型・インバース型ETFが3月17日に東証に上場します。
信託報酬は年率0.396%(税抜0.36%)で、東京証券取引所上場の外国株式を対象とするレバレッジ型・インバース型ETFで最安の信託報酬*1を実現しました。
東証ETFならではの魅力、S&P500レバレッジ型・インバース型ETFの詳細をご紹介します。
*1 2023年2月末時点。当社調べ
上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍(愛称:上場S&P500レバレッジ2倍)
銘柄コード:2239
商品概要(手数料等)/留意事項(リスク)/基準価額の値動きに関する注意事項
上場インデックスファンドS&P500先物インバース(愛称:上場S&P500インバース)
銘柄コード:2240
商品概要(手数料等)/留意事項(リスク)/基準価額の値動きに関する注意事項
目次
東証ETFなら、アリかも。~東証ETFの魅力~
東証ETFとは?東京証券取引所に上場しているインデックスファンド
ETFは「上場投資信託」 という日本語訳が与えられる通り、証券取引所に上場しており、ひとことで言えば個別銘柄と同じように売買できるインデックスファンドです。ETFは国内外に上場していますが、東京証券取引所に上場しているETFを「東証ETF」と呼んでいます。
日中にリアルタイムで売買、日本円で取引
東証ETFは海外株投資のハードルを極めて低くしたETFです。S&P500といった主要株価指数を、日本時間で、日本円で、いつもの証券口座で売買することができます。海外株に投資する東証ETFは、海外市場が終わったあとにも続く「指数先物」という仕組みを通じて指数の値動きを捉えていきます。東証ETFであれば、夜中に起きている必要もなければ、為替の交換に発生するコストも不要です。
どの証券会社でも取引可能
東証ETFは国内株式と同様にお取引いただけますので、証券会社で口座を開いている方なら、すぐに銘柄コードを打ち込んで注文することができます。
銘柄コード | ファンド名 |
---|---|
2239 | 上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍 |
2240 | 上場インデックスファンドS&P500先物インバース |
東京証券取引所の総合取引参加者の証券会社
※日本取引所グループのサイトに移動します。
東証ETFと投資信託との違い
東証ETFと一般の投資信託との大きな違いは「注文と価格決定の時差」です。
投資信託の場合、販売会社である銀行や証券会社で、通常、15:00までに取引の発注をしますが、その取引価格(基準価額)が決まるのは、国内資産に投資をするものは、原則、当日の19:00頃、海外資産等に投資をするものは、原則、翌営業日の19:00頃です。その基準価額は原則毎営業日に1回だけ計算されます。
一方、ETFは投信と同じように、通常、15:00までに取引の発注が可能ですが、株式取引と同様にその取引ができれば即座に取引価格が決まります。
<注1>2024年11月5日、東京証券取引所の取引時間の延伸が実施され、ETFの取引時間の終了時刻は15:30となりました。
<注2>2024年11月5日以降、投資信託の取引時間の当日申込締切は、原則として15:30となりました。申込締め切り時間はファンドによって異なります。
レバレッジ型・インバース型の投資信託やETFは、特に個人投資家の皆さまに、主に短期売買を目的としたご活用のニーズが高い商品ではないかと思います。前述のように、投資信託の場合は注文日の翌営業日の基準価額で売買がなされる一方、ETFではリアルタイムで売買できる優位性があります。
S&P500指数とは?
S&P500指数とは?
S&P500指数は、米国の金融商品取引所に上場している企業のうち、時価総額や流動性、業種のバランスなどを勘案して選ばれた500社の株式で構成される、浮動株調整済時価総額加重平均型の株価指数です。
米国株式市場の時価総額の約80%*をカバーしており、市場動向を表す指標として広く認識されています。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出ならびに定期的な構成銘柄の見直しや入れ替えを行なっています。
* 2023年2月末時点
上位銘柄の比較(S&P500、NYダウ、NASDAQ100)
※クラスA・B・Cとは種類株の名称を指します。
※2022年12月末時点。信頼できる情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。個別銘柄の取引を推奨するものではありません。
参考:S&P500とダウ平均の違いって?米国の2大株価指数を大解剖!
「上場S&P500レバレッジ2倍/上場S&P500インバース」と対象指数の概要
上場S&P500レバレッジ2倍の概要
項目 | |
---|---|
銘柄名 | 上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍 |
銘柄コード | 2239 |
連動を目指す指数 | S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン) |
手数料等 | 商品概要 |
リスク | 留意事項 |
上場日 | 2023年3月17日予定 |
上場取引所 | 東京証券取引所 |
取引所売買単位 | 10口 上場当初の最低投資金額は約100,000円 |
決算日 | 毎年1月20日 |
信託報酬 | 年率0.396%(税抜0.36%) 東証上場(上場予定銘柄を含む)の外国株式レバレッジ・インバース型ETFの中で最も安い信託報酬です(2023年2月末時点。当社調べ) |
市場価格 | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
インディカティブNAV | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
取得場所 | 証券会社 |
販売用資料 | 【販売用資料(PDF)2023年1月】 |
対象指数の概要:S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)
項目 | 上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍 |
---|---|
名称 | S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン) |
ティッカー | SPXF2LP Index |
概要 | ・S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率をS&P500先物指数(エクセスリターン)(以下、「S&P500先物指数」といいます。)の騰落率の2倍として計算された指数です。 ・先物指数におけるエクセスリターンは、金利を加味していません。 ・S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)の変動率は、2日以上離れた日との比較においては、複利効果などにより、S&P500先物指数の変動率の2倍となるわけではありません。 ・リアルタイムで指数の算出が行われています(2023年2月末現在) |
指数算出基準日 | 1997年9月9日 |
現在の指数値 | 451.68(2022年12月末現在) ※算出基準日である1997年9月9日を100ポイントとして算出 |
指数の算出要領等 | 以下のWEBサイトにおいて公表されています。 https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/strategy/sp-500-futures-2x-leveraged-daily-index/#overview |
出所:S&P、ブルームバーグの資料・データ等より日興アセットマネジメントが作成。
上場S&P500インバースの概要
項目 | |
---|---|
銘柄名 | 上場インデックスファンドS&P500先物インバース |
銘柄コード | 2240 |
連動を目指す指数 | S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン) |
手数料等 | 商品概要 |
リスク | 留意事項 |
上場日 | 2023年3月17日予定 |
上場取引所 | 東京証券取引所 |
取引所売買単位 | 10口 上場当初の最低投資金額は約100,000円 |
決算日 | 毎年1月20日 |
信託報酬 | 年率0.396%(税抜0.36%) 東証上場(上場予定銘柄を含む)の外国株式レバレッジ・インバース型ETFの中で最も安い信託報酬です(2023年2月末時点。当社調べ) |
市場価格 | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
インディカティブNAV | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
取得場所 | 証券会社 |
販売用資料 | 【販売用資料(PDF)2023年1月】 |
対象指数の概要:S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)
項目 | 上場インデックスファンドS&P500先物インバース |
---|---|
名称 | S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン) |
ティッカー | SPXF1IUP Index |
概要 | ・S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率をS&P500先物指数の騰落率の-1倍として計算された指数です。 ・先物指数におけるエクセスリターンは、金利を加味していません。 ・S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)の変動率は、2日以上離れた日との比較においては、複利効果などにより、S&P500先物指数の変動率の-1倍となるわけではありません。 ・リアルタイムで指数の算出が行われています(2023年2月末現在) |
指数算出基準日 | 1997年9月9日 |
現在の指数値 | 103.06(2022年12月末現在) ※算出基準日である1997年9月9日を100ポイントとして算出 |
指数の算出要領等 | 以下のWEBサイトにおいて公表されています。 https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/strategy/sp-500-futures-inverse-daily-index/#overview |
出所:S&P、ブルームバーグの資料・データ等より日興アセットマネジメントが作成。
ファンドの仕組み
ファンドの信託財産の純資産総額に対して、上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍は米国の株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が2倍程度、上場インデックスファンドS&P500先物インバースは米国の株価指数先物取引の売建玉の時価総額の合計額が同程度となるように日々調整を行います。なお、外貨建資産については、為替変動リスクの低減を図るため、原則として対円での為替ヘッジを行ないます。
※上記はあくまでもイメージであり、市況動向および資金動向などにより、上記のような運用が行なえない場合があります。
※為替ヘッジによって為替変動リスクの低減を図りますが、為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。
なお、為替ヘッジを行なう際、対象通貨の短期金利より円の短期金利が低い場合には、為替ヘッジコストがかかります。
連動対象指数のパフォーマンス
※S&P500先物指数(エクセスリターン)は連動対象指数ではありません。
※グラフは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成。(2018年1月1日を100として指数化。)
S&P500先物レバレッジ2倍・インバースと他の資産との相関関係
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成。
※日本国債(10年)はS&P カレント10年日本ソブリン債指数、米国債(7-10年)はS&P 米国債 7-10 年指数(TTM、円建て)、先進国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)、新興国債券はブルームバーグ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円ベース)、日本株式は東証株価指数(TOPIX)、米国株式(S&P500)はS&P500指数(配当込、円ベース)、S&P500先物2倍レバレッジはS&P500先物2倍レバレッジ日次指数(トータルリターン)、S&P500先物インバースはS&P500先物インバース日次指数(トータルリターン)、先進国株式はMSCI-KOKUSAIインデックス(円ベース)、新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(円ベース)、Jリートは東証REIT指数、米国リートはFTSE Nareit Equity REITs インデックス(TTM 円建て)。すべてトータルリターンを使用。
パフォーマンス及び連動する指標の特徴
S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率がS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の2倍に、S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率がS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の-1倍となるように計算された指数です。
しかしながら、2日以上離れた日との比較においては、S&P500先物指数(エクセスリターン)の値動きの複利効果などにより、S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)はS&P500先物指数(エクセスリターン)の2倍の投資成果を得られるわけではなく、S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)はS&P500先物指数(エクセスリターン)の-1倍の投資成果を得られるわけではありません。
一般的に、S&P500先物指数(エクセスリターン)の値動きが上下変動を繰り返した場合には、S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)およびS&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)の騰落率は逓減する可能性が高くなります。また、期間が長くなれば長くなるほど、S&P500先物指数(エクセスリターン)との差が大きくなる傾向があります。
上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍の基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が上昇局面の場合)
上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍の基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が下落局面の場合)
上場インデックスファンドS&P500先物インバースの基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が上昇局面の場合)
上場インデックスファンドS&P500先物インバースの基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が下落局面の場合)
日興アセットのETF「上場インデックスファンドシリーズ」
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