2011年6月27日
日本における長引く低金利を背景に、相対的に高い金利水準にある国々の債券(海外債券)への投資が人気を集めています。最近では、将来的な成長期待の高い新興国債券への投資の人気が拡大していますが、債券市場そのものの大きさや流動性といった観点から、先進国債券も注目されています。
海外債券への投資では、相対的に高い金利水準での運用が可能なことに加え、為替による収益獲得チャンスを得られることが大きな魅力となっています。反面、為替差損が発生する場合もありますが、為替の動きを 見ながら資産形成できる点も魅力の一つだと考えられます。また、海外債券は、株式などに比べ低リスク低リターンが期待できる資産であることから、高リスク高リターンの資産などと組み合せて投資を行なうことで、全体のリスクを低減する効果を見込むこともできます。
こうした海外債券への投資にあたっては、「ETF(上場投資信託)」を活用することで、比較的少額な資金で、世界各国の債券に分散投資を行なうことができます。例えば、主要先進国の国債を網羅するインデックス、「シティグループ世界国債インデックス」への連動を目的とするETFであれば、先進国債券への分散投資が可能です。海外債券の魅力を捉えることが期待できる商品として、ETFに注目してはいかがでしょうか。
※右図は、各月末時点での年間騰落率を算出し、それぞれ最大値・最小値・平均値を示しています。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2011年6月24日終値) |
売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
---|---|---|---|---|
上場外債 (1677) |
シティグループ世界国債インデックス (除く日本、ヘッジなし・円ベース) |
43,850円 | 10口 | 438,500円 |
*最低投資金額(概算)は、2011年6月24日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。