2012年2月2日
ISM(米供給管理協会)が2月1日に発表した1月のISM製造業景気指数は、54.1と前月から1.0ポイント上回り、3ヵ月連続で改善しました。内訳をみると、新規受注が大幅に回復しており、生産の拡大傾向の維持に期待がもてる内容となりました。
ISM製造業景気指数は、米国企業の景況感を示す指標で、全米の製造業300社以上の購買担当役員にアンケート調査を実施して作成され、50を上回ると景気拡大、逆に50を割り込むと景気後退を示唆しているとされています。米国の月々の景気動向を示す経済指標の中で最も早く発表されることから、景気の変化に対する先行指数とされており、市場の注目度が非常に高い指数です。足元では同指数が改善をみせたことや、他の米国経済指標がおおむね良好であることなどから、米国の景気回復への期待が高まり、S&P500指数など米国株式市場は堅調な推移となっています。今回のISM製造業景気指数の発表により、好調な企業活動が確認されたことが、米国株式市場のさらなる後押しとなることが期待されます。
このような米国株式市場を捉えるツールとして、「S&P500指数」への連動を目的としたETF(上場投資信託)のご活用をご検討されてはいかがでしょうか。同ETFを活用すると、比較的少額な資金で米国株式を代表する企業群への分散投資が可能になります。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2012年2月1日終値) |
売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場S&P500米国株 (1547) |
S&P500指数 | 1,057円 | 10口単位 | 10,570円 |
*最低投資金額(概算)は、2012年2月1日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。