2012年2月17日
OECD(経済協力開発機構)が先頃発表した2011年12月の世界景気先行指数は、米国や日本の景気回復が牽引し、前月比で2ヵ月連続の改善となりました。欧州債務問題などによる世界景気への影響が懸念される中、こうした指数の改善は、世界景気が好転しつつあることを示すものになったと考えられます。特に、景気動向の先行きを予想するうえで注目されている同指数の6ヵ月変化率は、依然としてマイナス圏にはあるものの、3ヵ月連続の改善となっており、世界景気にとって明るい材料といえそうです。
リーマンショック後の景気後退からの回復局面では、世界景気の回復に伴なって各国の株価指数は大きく上昇しました。今回の景気回復の足取りはいまだ重いものの、米国と日本を中心に景気の回復傾向が進んでいるほか、他の先進国などでも改善の兆候が見られています。足元では、こうした景気回復を先取りするように世界株式は急速に値を戻す動きとなっていますが、今後、世界景気の回復度合いが強まるようであれば、企業の収益機会の拡大を背景としたさらなる上昇が期待されます。
このような世界株式の上昇期待を捉えるツールとして、世界の先進国・新興国の株式から構成される株価指数への連動をめざす「ETF(上場投資信託)」への投資をご検討されてはいかがでしょうか。ETFを活用することで、わかりやすく簡単に世界株式全体への投資が可能となります。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2012年2月16日終値) |
売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場MSCI世界株 (1554) |
MSCI ACWI ex JAPAN インデックス | 922円 | 10口 | 9,220円 |
*最低投資金額(概算)は、2012年2月16日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。