11月6日投票の米大統領選挙は全米各地で即日開票され、民主党のオバマ大統領が共和党のロムニー候補を破り、再選しました。オバマ大統領は2013年1月20日の就任式をもって、正式に米国の第45代大統領に就任する予定です。

過去の大統領就任年の米国株式(S&P500指数)の騰落率をみると、民主党の大統領就任年の平均が+13.9%と、共和党の▲4.6%を上回る好パフォーマンスとなっています。なお、民主党所属の大統領は、戦後8回、就任しましたが、その就任年において株価が下落したのは1度のみでした。

大統領選挙と同時に行なわれた議会選挙では、民主党が上院で、共和党が下院でそれぞれ過半数を維持しました。「ねじれ」議会が続く中、「財政の崖」などの懸案を抱えていることには注意が必要ですが、今回の大統領選挙が短期間で決着したことで、政治的な先行き不透明感がやや和らぐことに加え、オバマ大統領の再選で、金融緩和路線が継続するとみられることは、米国株式市場にプラスに働くと考えられます。また、今後、「財政の崖」による経済の悪影響の回避へ向けて、民主党と共和党の間で妥協点が見出されるようであれば、2013年の株式市場の展望は明るいものになると期待されます。

米国の株式市場への投資機会を捉えるツールとして、米国を代表する株価指数「S&P500指数」への連動を目的とした「ETF(上場投資信託)」のご活用を検討されてはいかがでしょうか。ETFを活用することで、比較的少額な資金で、米国株式を代表する企業群への分散投資が可能になります。

第2次世界大戦以降に就任した大統領と就任年の株価騰落率

S&P500指数への連動を目的としたETF銘柄:「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2012年11月8日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)**
上場S&P500米国株
(1547)
S&P500指数 1,207円 東京証券取引所 10口 12,070円

**最低投資金額(概算)は、2012年11月8日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。