先頃発表された10月の米住宅着工件数が3ヵ月連続の改善となったほか、11月のNAHB住宅市場指数が、46ポイントと約6年ぶりの高水準となりました。米国住宅市場の先行指数として注目されるこれらの指数の改善により、住宅市場の回復が鮮明となっています。

住宅市場の回復によって、消費者心理が改善し、耐久消費財の需要が高まる可能性があり、米国GDPの約7割を占める個人消費を押し上げることが期待されています。加えて、住宅産業の裾野の広さからそれらに関連する雇用や生産の増加といった大きな波及効果が見込まれています。こうしたことから、住宅市場の動向は、米国景気の先行きを予想する上で重要視されています。実際、IMF(国際通貨基金)は、住宅市場の回復が経済成長率の押し上げと失業率の低下のカギであるとしています。今後、住宅市場の回復が続くことで、米国景気の回復が後押しされるとみられることは、世界の投資家の米国への注目度を高めるものと期待されます。

景気回復が期待される米国の株式市場への投資には、「S&P500指数」への連動を目的とした「ETF(上場投資信託)」のご活用を検討されてはいかがでしょうか。同ETFを活用することで、比較的少額な資金で分散投資が可能になります。

米住宅着工件数とNAHB住宅市場指数の推移

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

S&P500指数への連動を目的としたETF銘柄:「上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 」
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2012年11月29日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)**
上場S&P500米国株
(1547)
S&P500指数 1,255円 東京証券取引所 10口 12,550円

**最低投資金額(概算)は、2012年11月29日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。