2012年の日本株式市場は、日米欧の金融緩和や欧州債務問題、米国および中国の景気動向などに大きく左右される展開となったものの、TOPIX(東証株価指数)の昨年末からのパフォーマンスは15.0%(12月25日時点)となり、総じてみれば堅調な推移となりました。同パフォーマンスは、米国株式(S&P500種指数)が13.4%(12月24日時点)、欧州株式(ストックス・ヨーロッパ600指数)が14.7%(同)となっており、日本株式が数年ぶりに、米国および欧州の株式を上回るパフォーマンスとなるのかに注目が集まっています。

近年の日本株式は、世界の株式市場に比べて低調な動きが続いていました。円高傾向が続く中、自動車など株価指数への寄与度が大きい輸出企業の業績の下振れ懸念の台頭や、海外景気の減速などが輸出主導型の日本経済の下押し圧力となったことなどが株式市場の重石であったためとみられます。しかしながら、新首相となった自民党の安倍総裁が大胆な金融緩和を推進する方針を示していることなどを背景に、11月半ば以降、対米ドルで円安が進んでいることに加え、米国を中心に海外景気が回復傾向にあることから、今後は、日本株式の海外株式からの出遅れが修正されていく可能性があるとみられます。

こうした明るい兆しが見え始めた日本株式市場への投資にあたっては、日本を代表する株価指数に連動する投資成果をめざすETF(上場投資信託)のご活用をご検討されてはいかがでしょうか。

日本株式および世界株式の推移

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

「日経平均株価(日経225)」「TOPIX(東証株価指数)」に連動する投資成果をめざすETF:
上場インデックスファンド225、上場インデックスファンドTOPIX
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2012年12月26日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)**
上場225
(1330)
日経平均株価(日経225) 10,450円 東京証券取引所 10口 104,500円
上場TOPIX
(1308)
TOPIX(東証株価指数) 852円 東京証券取引所 100口 85,200円

**最低投資金額(概算)は、2012年12月26日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。