2013年6月21日
先頃発表された、5月の中古住宅販売戸数が約3年半ぶりの高い水準となったほか、住宅建設業者の景況感を示すNAHB(全米住宅建設業者協会)住宅市場指数(6月)が、好不調の分岐点となる50を約7年ぶりに上回るなど、米住宅市場の改善が顕著であることが示唆されています。こうした最近の米住宅市場の回復は、それに伴なう住宅価格の上昇とともに、米国経済成長を後押しする材料として注目されています。
それは、住宅市場の改善によって、耐久財などの需要が拡大し、米国のGDPの約7割を占める個人消費を押し上げることに加え、住宅産業の裾野の広さから、それらに関連する雇用や生産の増加といった大きな波及効果が見込まれるからです。
足もとでは、米FRB(連邦準備制度理事会)が量的緩和を縮小することで、世界の市場に流れ込んでいた過剰流動性の巻き戻しが始まるとの懸念などを背景に、世界的にリスク資産への投資を減らす動きが強まり、株式市場は軟調に推移しています。こうした懸念により、当面、市場は動揺する可能性があるものの落ち着きを取り戻せば、再び米国の景気回復などに注目が集まるものと見込まれます。
景気回復が期待される米国の株式市場への投資には、「S&P500指数」への連動を目的とした「ETF(上場投資信託)」のご活用を検討されてはいかがでしょうか。同ETFを活用することで、比較的少額な資金で分散投資が可能になります。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2013年6月20日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場S&P500米国株 (1547) |
S&P500指数 | 1,698円 | 東京証券取引所 | 10口 | 16,980円 |
*最低投資金額(概算)は、2013年6月20日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。