2013年10月24日
新興国の債券市場は、金利水準が相対的に高いことに加え、経済成長に伴なう資金需要などから、拡大が見込まれています。また、新興国の通貨は、相対的に高い経済成長率などを背景に、中長期的な上昇が期待されています。こうしたことなどから、新興国の国債および通貨の中長期的な魅力は高いと考えられており、注目が集まっています。
新興国には、安定成長に入った国、発展途上の国など成長ステージに違いがあることに加え、資源を有する国、労働人口の多い国など成長の原動力にも違いがあり、国債や通貨などの値動きがそれぞれ異なる傾向にあります。また、新興国の国債や通貨の市場規模は、先進国と比較して小さいため、値動きがより大きくなる傾向にあります。こうしたことなどから、新興国へ投資する際には特定の国に集中投資するのを避け、複数の国に分散投資をする必要があると考えられます。
こうした相対的に成長性の高い新興国の国債や通貨へ投資する際には、「バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円換算ベース)」への連動を目的とする「ETF(上場投資信託)」を活用すれば、幅広く分散投資することが可能となります。比較的少額な資金で、さまざまな新興国への分散投資が可能となる、ETFに注目してはいかがでしょうか。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2013年10月23日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場新興国債 (1566) |
バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円換算ベース) | 61,400円 | 東京証券取引所 | 1口 | 61,400円 |
*最低投資金額(概算)は、2013年10月23日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。