2014年4月23日
足元で発表されている米国の主要経済指標は、悪天候による足かせが弱まり、経済活動が回復し始めていることを示すものが多くなっています。そうした中、21日に米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した3月の米景気総合指数は、注目度の高い景気先行指数で前月比+0.8%の100.9と、3ヵ月連続の上昇となり、米景気の先行きに対する期待を高めるものとなりました。
景気先行指数は景気に先行して動くとされている10の経済・市場指標で構成されています。そのうち3月の指数の上昇に寄与したのは6指標で、特に、製造業・週平均労働時間や新規失業保険申請件数など労働市場関連の指標の改善、株式相場の上昇などがプラスに寄与しており、雇用関連を中心に経済の改善が進んでいることが示されました。景気先行指数は、実体経済に対し3~6ヵ月先行して動く傾向があるとされており、コンファレンス・ボードでは、「春の終わりから夏の間、経済成長が加速していくことを示唆している」と指摘しています。こうした景気先行指数およびコンファレンス・ボードの見通しを踏まえると、米国の実質GDP成長率は、寒波などの影響で減速を余儀なくされた2014年1-3月期を経て、4-6月期から7-9月期にかけては成長の勢いが加速する可能性が高いと考えられます。
更なる経済成長が期待される米国の株式市場への投資には、米国を代表する株価指数「S&P500指数」への連動を目的とした「ETF(上場投資信託)」のご活用を検討されてはいかがでしょうか。同ETFを活用することで、比較的少額な資金で分散投資が可能になります。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2014年4月22日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場&P500米国株 (1547) |
S&P500指数 | 2,057円 | 東京証券取引所 | 10口 | 20,570円 |
* 最低投資金額(概算)は、2014年4月22日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。