2014年5月23日
インドでは、4月から1ヵ月にわたり行なわれた総選挙で、ナレンドラ・モディ氏率いる最大野党・インド人民党(BJP)が単独過半数を獲得しました。10年ぶりに政権交代を実現させる新政権への期待の高まりから、インドの株式市場は、上昇基調を強めています。
5月26日に新首相に就任するモディ氏は、2001年からグジャラート州の首相として、投資手続きの簡素化などの取り組みにより企業誘致を成功させ、同州の経済成長率を大きく引き上げました。加えて、電力や道路・港湾などインフラ整備の推進により、停電が相次ぐインド国内で唯一、「売電州」となるほどまでに電力供給能力を拡大させ、平凡なインドの田舎を「グジャラートの奇跡」と呼ばれるほどに生まれ変わらせた実績を持っています。近年のインドでは、景気減速下での物価上昇やインフラ整備の停滞など様々な問題を抱えるなか、経済改革が進まず、政府への失望感が強まっていたことから、新政権でのモディ氏の経済手腕と、リーダーシップへの期待が高まっています。今後、規制緩和やインフラ整備の促進などのモディ氏の改革が、安定政権下において着実に進むと見込まれることから、インドへの注目度が高まると考えられ、株式市場を支えるものと期待されます。
新政権のもとでの改革に注目集まるインドの株式市場への投資には、「CNX Nifty指数先物」への連動をめざす「ETF(上場投資信託)」の活用をご検討されてはいかがでしょうか。同ETFを活用することで、比較的少額な資金で投資が可能になります。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2014年5月22日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場インド株 (1549) |
CNX Nifty 指数先物 |
1,186円 | 東京証券取引所 | 10口 | 11,860円 |
* 最低投資金額(概算)は、2014年5月22日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。