2014年12月12日
8日に日経平均株価が一時、2007年7月以来の1万8,000円台乗せとなるなど、日本の株式市場は2014年も概ね堅調に推移してきました。
日本では、長くデフレ局面が続いてきたこともあり、名目GDPはほぼ横ばいの推移となっていますが、国内経済がほとんど拡大しないような環境下でも、企業は「稼ぐ力」を発揮し続けており、日本企業の収益はここ数年、順調な増加を続けています。株価も概ね、そうした企業収益に沿い、上昇基調となっています。そして、今・来年度も増益が見込まれており、しかも、円安の寄与もあり、今年度は7年ぶりに経常利益合計が過去最高を更新する可能性が高まっています。今後も、企業収益見通しが大幅に下振れするようなことが無ければ、株価も、短期的に調整することはあっても、これまでの上昇基調から外れる可能性はかなり低いと考えられます。安倍政権は、デフレ脱却を確かなものとし、経済の好循環を確立すべく取り組んでいますが、景気回復の恩恵を多くの人が実感するようになるまでにはかなり時間を要するとみられます。そのため、日本株式への投資を通じて、アベノミクスの恩恵をいち早く享受するとみられる企業の「稼ぐ力」を取り込むという視点が重要になっていると考えられます。
日本の株式市場への投資にあたっては、日本を代表する株価指数に連動する投資成果をめざすETF(上場投資信託)の活用をご検討されてはいかがでしょうか。

*2014年12月時点の日興アセットマネジメントの予想
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2014年12月11日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場225 (1330) |
日経平均株価(日経225) | 17,700円 | 東京証券取引所 | 10口 | 177,000円 |
上場日経225(ミニ) (1578) |
日経平均株価(日経225) | 1,420円 | 東京証券取引所 | 1口 | 1,420円 |
*最低投資金額(概算)は、2014年12月11日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものおよび予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。