8月7日、株価指数「JPX日経インデックス400(以下、JPX日経400)」について、算出開始後2回目となる構成銘柄の定期入れ替えが発表され、8月31日に実施されました。今回の入れ替えでは、「東芝」や「日本マクドナルドホールディングス」など42銘柄が除外され、「オリンパス」や「東京エレクトロン」、「ミクシィ」などの43銘柄が新たに採用されました。これにより、構成銘柄の上場廃止(非定期の除外)により399銘柄で算出されていた同指数は、400銘柄で算出されることになります。

JPX日経400は、新興市場を含め東京証券取引所に上場する全企業(約3,500社)の中から400社を選び出して算出される株価指数で、毎年8月に定例の銘柄見直しが行なわれます。東証第一部の動きを反映するTOPIX(東証株価指数)や、主に流動性の高さを基準として225銘柄を選定する日経平均株価に対し、JPX日経400は、株主の投資資金がどのくらい効率的に使われているかを示す指標であるROE(自己資本利益率)や企業統治の体制など、海外投資家も重視する項目も銘柄選定基準としています。

同指数は、収益・経営面で評価の高い銘柄で構成されていることもあり、世界最大級の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、ベンチマーク(運用指標)の一つとして採用しています。 また、同指数連動型のETF(上場投資信託)などの純資産残高は拡大傾向にあり、投資家ばかりではなく、選定される側の企業の関心も高まっています。

「JPX日経インデックス400」に連動する投資成果をめざすETFを通じて、注目度が高まっている同指数への投資をご検討されてはいかがでしょうか。

関連投信の純資産残高は拡大傾向に/銘柄選定に際しては定量・定性面を考慮

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄の売買等を推奨するものではありません。また、当社ファンドにおける保有、非保有、および将来の個別銘柄の組み入れまたは売却を示唆するものでもありません。

「JPX日経インデックス400」に連動する投資成果をめざすETF:上場インデックスファンドJPX日経インデックス400
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2015年9月3日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)
上場JPX日経400
(1592)
JPX日経インデックス400 1,204円 東京証券取引所 1口 1,204円

*最低投資金額(概算)は、2015年9月3日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。