日本株から始まった日本のETFが、現在では株式だけでなく、債券やリート、コモディティと種類が増え、投資先も海外へと大きく広がり、更にスマートベータ型のETFが設定されるなどラインナップが拡充されてきました。それらは連動対象指数を定めたインデックス型のETFでしたが、連動対象指数を定めないアクティブ型のETFも導入され、更なるラインナップの拡充が期待されています。
ETFは個人投資家には難しい海外などの投資先にも容易に投資ができることが魅力の一つです。2008年の法律の改正により、ETFの設定スキームの幅が広がり、海外資産へ投資するETFも国内籍で設定されるようになりました。以前は、個人投資家の中には、海外資産のETFに投資をするために海外籍ETFを購入できる証券会社を選んでいました。今では、お客さまの最寄りのどの証券会社でも、色々な種類のETFを購入でき、ご自身のポートフォリオに足りない投資先や投資資産に、ETFを選んで組み合わせることも簡単にできるようになりました。
目的にあったETFを選びましょう
お客さまのポートフォリオに足りない資産をETFで補うことや、興味のある投資先のETFを選ぶことなどに、ETFをご利用ください。それでも、初めてで難しいと思った時には、新聞やテレビでなじみのある日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動する上場225(1330)や上場日経225(ミニ)(1578)、上場TOPIX(1308)なら、値動きも理解し易く、最低売買単位を1口としておりますので、気軽に売買ができます。
ETFでは多くの銘柄に投資をしていることから、一つのETFを持つだけでも分散投資の効果があります。更に、いくつかのETFを組み合わせるのもよいと思います。現在お持ちの金融資産の投資先分散をETFで手軽に行うことができます。日本株から、外国株、債券、REITのETFなど、ラインナップが充実しています。
流動性と乖離率
流動性(売買代金や売買高等)を新聞や取引所のホームページ等でご確認いただくことをお勧めします。指定参加者と呼ばれる証券会社が流動性を提供していますが、成行の売買では想定からかなりずれた値段で売買が成立してしまう可能性もあるので、指値の発注等をすることもお考えいただくと良いでしょう。また、需給状況によっては、ETFがその実体価値に対して割高(プレミアム)や割安(ディスカウント)で取引されることがあります。
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2024年7月11日更新