外国債券に投資するETFとは
長期分散投資をするにあたって外国債券は有用な投資対象です。定期的な利息収入が期待でき、株式と比較すると価格変動性が穏やかです。
東証に上場している、外国債券に投資するETFなら、証券会社の口座で日本株式と同様に投資できますし、多くの場合、税金処理も容易です。また、嬉しいことに、毎月分配型のETFを除いて多くのETFが新しいNISAの成長投資枠で投資できます(新しいNISAの成長投資枠では対象商品の基準が設定されており、「毎月分配型」の投資信託は対象外になります*)。
*参考:金融庁 新しいNISA (金融庁のサイトに遷移します)
なお、外国債券に直接投資する場合、証券会社に通常の証券口座(証券総合口座、総合取引口座)だけでなく外国証券取引口座を開設し、どこの国の国債、地方債、事業債等やどの回号(各債券に付けられる通し番号)に投資するのか等、ETFに投資する場合と比べて準備や考えなければならないことが沢山あります。また、NISAも使うことができません。
外国債券投資の大きな価格変動要因
外国債券投資にあたって大きな価格変動要因は日本円と外国通貨の為替レートですが、為替の変動リスクをヘッジしたETFもあります。為替ヘッジしたETFは、価格変動特性が穏やかになりますがヘッジコスト等がかかります。
日興アセットの外国債券ETF
日興アセットは投資家の様々な投資ニーズにお応えするために様々な外国債券に投資するETFをご用意しております。
以下の流れで外国債券に投資するETFを選んでみるのは如何でしょうか。
(1)新NISAを活用するか否か
(2)為替変動リスクを取るのか取らないのか
(3)投資対象国はどの国にするのか
(4)金利変動リスクをどの程度取るのか(長期債投資か、短期債投資か)
(5)ETFの証券コード/ファンド名/特徴、配当利回りや信託報酬等のコスト等を確認
(1)新NISA成長投資枠 | (2)為替ヘッジ | (3)投資国 | (4)長期債投資か 短期債投資か |
(5)証券コード/ファンド名/特徴 *配当利回りや信託報酬はリンク先の商品ページでご確認いただけます |
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〇 | 〇 | 米国 | 長期債 |
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〇 | 〇 | フランス | 長期債 |
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〇 | 〇 | オーストラリア | 長期債 |
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〇 | × | 米国 | 長期債 |
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〇 | × | 米国 | 短期債 |
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〇 | × | フランス | 長期債 |
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〇 | × | オーストラリア | 長期債 |
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〇 | × | 新興国 | 短期~長期債 |
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× | × | 先進国 | 短期~長期債 |
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2023年11月9日作成